ビートのホイール ~ちょっと赤く錆びたワタナベ~

2022年9月25日
ビート

Bさんから譲って頂いたビートには、ワタナベのホイールが付けられていました。

これはリアです。

私は、あまりホイールのことは詳しくありません。ホイールを換えたりとか、そういうのはいいとは思うのですが、いいとは思うものの、車を手に入れても、ホイールを自分の好みのものに換えようとは思いません。たぶん、そこまでの思い入れがないからでしょう。

ホイールを換えたり、インチアップをしたり。そういうのには興味がありません。よく言われる、言われていたドレスアップ?そういうものには全く興味がありません。

そもそも私は、他の人に比べてあまり外観に拘る方ではないと思います。勿論、外観は綺麗であった方がいいし、ホイールだって自分の気に入ったものが履かれている方がいい。車そのもののデザインにもうるさい方です。

でも、何というか、各部分の見た目とか、そのようなものには、他の人より拘りがないように思います。ホイールもインチアップすると一見カッコ良くは見えますが、わざわざ自分でインチアップしようとは思いません。ましてや、スポーツカーでもない普通のファミリーカーなのに、薄ーい、薄ーいタイヤに履き替えて乗り心地を悪くしたいとも思いません。そういうのは、逆に信念としてはあります。

そんな私ですが、Bさんから譲って頂いたビートの中で一番気に入ったのは、このワタナベのホイールでした。

ホイールのことに全然詳しくない私でも、このワタナベのホイールは知っていました。私の年代の者からして、ホイールと言えば、ワタナベ。詳しくない私でもワタナベのホイールは知っていましたし、ホイールに興味がない私でも、ワタナベのホイールにはちょっとした憧れがありました。若いとき、ワタナベのホイールはいいなあ、いいなあ、と思っていましたから。他の派手なホイールには全く興味はありませんでしたが、ワタナベのホイールには惹かれるものがありました。

だから、Bさんのビートにワタナベのホイールが付いていたことはとても大きな要素だったと思います。勿論、このワタナベのホイールを履いていたから購入した、決めたという訳ではありませんが、この大人の渋さとでもいいましょうか、ボディがシルバーメタリックであることと共にワタナベのホイールを履いていたこともあって、このBさんのビートが気に入ったということはあったと思います。

Bさんから譲って頂いたビートは、いろいろなモディファイがされていましたが、その中で私が最も気に入ったのはこのワタナベのホイールです。

譲って頂いて一年ぐらい経ったときにBさんに再開しました。その再開のとき、Bさんに「このビートの中で一番気に入ったのは、ワタナベのホイールです」と言うと、Bさんは、「そうですか、そうですか」と、うれしそうに笑っていました。

ビートに乗っている人はたくさんいると思います。ネットや実車でもいろんなビートを見たりします。

でも、ワタナベのホイールを履いている人は、意外に少ないです。

ワタナベのホイールがなぜ好きか。

それは、上にも書きましたが、大人の雰囲気だからです。この渋さは他にはありません。

ビートは子供っぽい車、おもちゃっぽい車です。でも、このワタナベのホイールを履いていると、子供っぽさ、おもちゃっぽさが、ぐんと抑えられます。

それと、ホイールの中心部分がちょっと錆びていました。これはフロントですが、中心の凹んでいるところが赤く錆びています。

再開したとき、Bさんはその錆びのことを気にしていましたが、私はそんなこと全然気になりません。ビートはもう30年ほども前の車です。ピッカピカの新車じゃないんです。錆びとか、傷とか、そんなもん、あって当たり前です。綺麗に越したことはないですが、でも、ホイールの中心部分がちょっと錆びていても、それがどうしたというのですか。逆にピカピカの方が車に合ってないというか、不自然というか、そんな感じすらします。

だから、ちょっと錆びがあるぐらいで、いいんです。

味があるし、これまでの車の過去というか歴史というか、Bさんと共に歩んできたその二十数年の歴史というものがこのホイールにはある。そう思っています。

私は、このワタナベのホイールがとても気に入っています。