今、若い人の間では、旧車が流行っていたりするのでしょうか?
私は、普段の足として、今年で23年目になるアルファロメオ145と、同じく30年目になるホンダビートを使っています。
平日の通勤時間帯である朝とか夕方とかに、このような20年から30年ぐらい前の車に遭遇することは滅多にありません。
20年から30年ぐらい前の車になると、それなりに維持も大変になってきます。私のアルファ145とビートは、どちらもなんとか普段使いできる状態なので平日でも普通に乗っていますが、一般的には、新しい車の方が安心です。いつ壊れるかもしれませんから。
だから、平日の朝夕の道は、国産のよく見る車や外車の新しい車、ほとんどがそういう車によって埋め尽くされています。車の種類は多少変わっても、風景が大きく変わるということはなく、いつも同じような風景です。
ところが最近、平日の朝の通勤時間帯に、久しぶりに見るような旧車が走っていました。それも、数日の間に、立て続けに二台も。
一台目は、今やほんとに見なくなった、ゴルフⅡです。ゴルフⅡ、私の仕事場の近くにも数年前まで一台あって、その前を通る度に「ああ、ゴルフⅡはやっぱりいいなあ。でも、よく維持されているなあ。」と思っていましたが、何年か前に新しい車に変わってしまいました。当然のことと言えば当然のことではありますが、ちょっと残念ではありました。
そんな感じでゴルフⅡは街からどんどん姿を消していると思われ、最近では、ほぼ絶滅、まず見ない車になってしまいました。
ゴルフも今や7代目が終わり、新しく8代目がリリースされました。ゴルフⅣでも20年ぐらい前の車になり、私の近くにも一台、長く大切に乗られたゴルフⅣのワゴンがありますが、ゴルフⅣですら、この頃ではすごく少なくなったように思います。ゴルフⅢも、もはや旧車レベルではないでしょうか。ここ10年の間に急速に数を減らしていったように思います。
そのゴルフⅣやゴルフⅢをすっとばして、なんとゴルフⅡが平日の、それも通勤時間帯に見られるとは、うれしい。
このゴルフⅡ。以前にもその車を一度見かけたことがありました。幹線道路の反対車線を走っていて、一瞬すれ違っただけでした。そのときは、車種がゴルフⅡだと認識することしかできませんでした。すれ違った後、「ゴルフⅡかあ。どんな人が運転してるんかなあ?」と思いながらも、一般的にゴルフⅡと言えば、それなりの年代の男性というイメージがありますから、まあ、40代とか、50代とか、そのあたりの車好きの男の人が運転しているんだろうと勝手に想像していました。
ところがそれから何日か経って同じように反対車線を走るゴルフⅡを再び目にしました。今度は、その車は反対車線の一番右側を走っています。つまり、私の車のと間には中央分離帯しかありませんから、ゴルフⅡの中を確認できるチャンスでした。
すると、なんと、若い女性が運転しているじゃあ、あーりませんか。
右ハンドルだったので、運転席が良く見えたことも幸いしました。
朝の、それもほぼ同じ時間帯に二度も遭遇したということは、おそらく通勤で使っているのでしょう。いやはや、すごいことです。この手の車を通勤で使うのは勇気がいります。車好きの男性でも、簡単にはできないと思いますが、女性が普通に、しれっと運転している。これにはほんとビックリしました。
面倒見てくれる良いショップが近くにあるのか、それとも、お父さんとか、旦那さんとか、車好きでメンテナンスもできるような人が家族に居られるとか、そんな感じなのかなあと、これまたいろいろと空想してしまいました。。。
続いての二台目は、これも最近というかここ20年ほどの間に急激に数を減らした初代ビートルです。
初代ビートルもゴルフⅡと同じで、それがそこそこ走っているときは、特別な感情は抱かなかったのですが、全然見なくなると、やはり寂しい。
先日、老夫婦のカブトムシという記事を書きましたが、生息しているところでは今も元気で走っていると思いますが、平日のそれも朝夕の時間帯に見ることはまずありません。
ところが、この初代ビートルも、なんと平日の朝、それも家の近所の道ですれ違いまして、そこそこ寒い朝でしたが、窓を全開にして走っておりました。しかも、運転しているのは20歳そこそこに見える若いお兄ちゃん。
いやー、参ります。車好きのおっさんでも、なかなか平日の朝の通勤時間帯に初代ビートルを転がしている人は、そうそういません。
車好きの50代ぐらいのおっさんが仮に旧車を所有していたとしても、乗るのはおそらく休日だけ、それも天気の良い日だけでしょう。旧車を毎日の通勤に使っている年配の人って、どれぐらいいるのでしょうか?
ぱっと見た感じ、そのお兄ちゃんは、免許取って初めて買った車という感じがしました。あくまでも推測ですが、もしそうだとしたら、それはそれは、すごいことです。初めて乗る車が旧車とは。。。
いやいや、今、巷では、すごいことが起こっているんじゃないでしょうか?