アルファのエンブレムは、個性的だと思います。
なかなか他にはないデザインです。仮にアルファロメオという文字が書かれていなくてもアルファとわかる、そんないいデザインだと思います。
アルファのエンブレムと言えば、おなじみの蛇に人が半分食べられている図形です。初めは、「なんじゃこれ?」と思いますが、慣れれば、まあデザインの一つか、となります。
アルファロメオの公式サイトには、歴代のエンブレムがその説明と共に掲載されています。145のエンブレムは、8代目のもので、1982年から2015年まで使用されたようです。
歴代のエンブレムの中で一番かっこいいと思うのは、1946年に採用された4代目のものでしょうか。蛇に食べられている人がとてもリアルです。人の上半身が、ちょっと左上に向かって、むにゃっと曲がっていて、「ぎゃー、やめてー!」と叫んで、もがいているように見えます。
それ以前のエンブレムでも曲がっているのはあったみたいですが、その曲がり方はあまりリアルではなく、ちょっと傾いている程度です。また、5代目以降のエンブレムでは、人の上半身は左に向かって真っすぐ伸びていて、デザインが単純化されています。これはこれで幾何学的でいいとは思いますが、リアルさでは、1946年の4代目のものが一番です。
今度エンブレムを変更するときには、上半身が真っ直ぐ左に向かっているものではなく、4代目のように、上半身がぐにゃっと左上に曲がったポーズに戻したらどうかと、勝手に思ったりしています。
エンブレムのデザインから車そのもののカーデザインに話は移りますが。
アルファのカーデザインの中には、これは一般受けしないんじゃないかと思われるものが、まあまあ、あります。
初めて見たときには、「なんじゃこりゃ?」というデザイン。
それでいて、その後、ずーと見ているとだんだん慣れてきて、
「あれ?まあまあ、いいんじゃないか?」
「いやいや、これ意外といいぞ。」
「でも、うーん、やっぱり変?」
となってくる、そんなデザイン。
どんな車にも似ていない超個性的なデザイン。これがアルファの一つの特徴じゃないかと思います。
勿論、アルファGTのように、一目で格好いい、というデザインもいいです。というか、その方がずっといいです。
でも、どこにでもあるような普通のデザインよりは、「なんじゃこりゃ?」というデザインの方がずっといい、そう思っています。
最近ちょっと一般受けするデザインになってきているような感じがするので、エンブレムをもっと「ぎゃー」と叫ぶようなデザインに変えて、それと併せて、車のデザインも「ぎゃー」と叫びたくなるような奇抜で格好いいデザインにして欲しい、そんな意欲的で革新的なモデルをぜひ出して欲しい、そう思っています。