アルファロメオ145とホンダビート、この2台のエンジンオイルは、自分で選んでいて、車検時にはオイルをショップに持ち込んで交換してもらい、車検の間に交換するときは自分で交換しています。
145とビート、どちらにも丸山モリブデンを入れています。
今回の話は、その2台のうちの145の方で、丸山モリブデンを使うということを前提とした145のエンジンオイルの話です。145自体、とてもニッチですし、ツインスパークというカテゴリーにしてもニッチです。それに、ツインスパークに丸山モリブデンを入れる人も少ないでしょうから、今回の話は、とてもとても少ない人にしか参考にならないニッチ中のニッチな話です。
145のエンジンオイルについては、これまでいろいろな記事に少しずつその時の状況を書いてきましたが、いろんな記事に分散されていることもありますので、ここで、これまでの経緯についてもまとめておこうと思います。
145は、今から8年近く前に購入しました。購入時には当然エンジンオイルは交換されて新品のものが入っていたはずですが、何を入れてくれていたかまでは把握していません。購入したショップの人は、シャバシャバなオイルはだめよ、と言っていましたから、それなりの粘度のそれなりの高級?オイルが入っていたと思います。
但し、購入当初からオイル漏れはありました。ジャバジャバ漏れるというようなことはありませんが、ガレージの地面のコンクリートを見ると、ポタポタッという跡が付いている状況でした。初めはオイル漏れをとても気にしていましたが、それからいろんな経験をして、今ではあまり気にならなくなりました。勿論、コンクリートにオイルの跡があると、やっぱり嫌は嫌ですが、完全に止めるということを追求することはしなくなりました。それでもオイル漏れは嫌なので、オイル交換時にはオイル漏れ止め剤を注入していました。
購入当初はうれしがってよく乗りましたから距離がすぐに伸び、オイル交換の時期はすぐに到来しました。なんとか自分でオイル交換していますが、オイルは、その初めのオイル交換の時からレスキューの今はなき部分合成油10W-40を使っていました。
レスキューの謳い文句は多走行車向けというものでしたから、いいのではないかと思った訳です。化学合成のレスキュー10W-40もラインナップにありましたが部分合成を選びました。当時読んでいたブログ、145の初期型のエンジンに乗っている人のブログに、鉱物油か部分合成が良くて化学合成はだめ、というような記載がありましたので、部分合成の方を選択して、ずっと使い続けていました。オイル漏れ止め剤もオイル交換毎に入れるようにしていて、そのオイル漏れ止め剤が効いていたのかどうか、それはわかりませんがオイル漏れもあまりないという状況でした。
オイル漏れもあまりないし、それ以外に特別変わったこと、だめなこともないから、ずっとレスキューを使っていました。オイル交換するとエンジンが軽くなるというようなことがよく言われますが、別にオイル交換してオイルが新品になっても何も変わったことはありませんでした。オイル交換したのかしなかったのかわからない、そんな感じ。オイル交換は面倒なので、できればしたくはないのですが、仕方がないからする、そんな感じでした。
レスキューを使っていたときは、丸山モリブデンは入れていませんでした。あっと、私が入れている丸山モリブデンは製造元の直販で、製品名は「ベースパワー」です。
レスキューは10W-40という高めの粘度ですが、以前にも書きましたが今から思うとちょっと柔らかかったような気がします。それもあってかどうかはわかりませんが、5000回転から7000回転というレッドゾーン手前の高回転領域での回転フィールは、それはそれは素晴らしかった。シュイーンといいながら一気に突き抜けていきます。その当時はレスキューしか使っていませんでしたから、ツインスパークがいいからだと、その時は勝手に思っていましたが、今思えば、その回転フィールはレスキューの影響が大きかったと思っています。
ところがあるとき、1年ほど前ですか、ビート用に保管していたカストロールのエッジRS10W-50を145に入れてみました。特に意図はなく、たまたま一缶残っていたから使ったのですが、これがツインスパークとすごく相性が良くてびっくりしました。エンジンとオイルとの相性というものがあるのか、と初めて気付かされました。「ツインスパークとエンジンオイル」
なお、カストロールのエッジRS10W-50は全合成となっていますが、ネット上の情報などによると、どうも正式な化学合成ではなくて、昔で言えば鉱物油の扱いになるようなものらしいです。でも、私としてはむしろその方がいい、つまり鉱物油の方がいいと思っているぐらいなので、その点は気にしていません。改良された鉱物油、そんな感じ?
レスキューからカストロールに換えた直後はまだ丸山モリブデンは入れていませんでした。だから、交換から1000kmぐらいまでは、丸山モリブデンなしの素のカストロールという状態で、素のレスキューとの純粋に比較になりました。
素のレスキューと素のカストロールは、5000回転までの常用域と、5000回転から7000回転までのレッドゾーン手前の高回転領域とで、全然、感じが違いました。
二つのオイルを比較すると、常用域ではカストロールの方がレスポンスが良く、ダブルクラッチをするときにニュートラルでアクセルを吹かすときの回転上昇スピードも早くて、回転が上がり過ぎるぐらいでした。スムーズにもなったように思いますが、それよりもむしろエンジンのピックアップ、アクセルに対するレスポンス、反応、そのようなものが良くなったと思います。常用域は下道で主に使う領域ですし、阪神でもほぼその領域だけですから、エンジンのツキ?というようなものが良くなったので、使いやすくなりました。
でも、高回転領域は、明らかに素のレスキューの方が勝っていました。シュイーンという回転フィールが全くなくなりました。この高回転領域で全然回転が上がっていかない。前みたいに突き抜けていくような加速度的な回転の上昇がなくなってしまいました。
これがすごく残念でした。高回転領域はたまにしか使いませんが、それでもこの高回転領域での回転フィールがギャーギャーとまでは言いませんが、普通のエンジンのような回転上昇スピード、遅ーい上昇スピードになってしまって、高回転領域がつまらなくなりました。
カストロールに換えてから1000kmほどのところで、145に初めて丸山モリブデンを入れました。
「丸山モリブデンをツインスパークにも入れてみた!」
それでも高回転領域のフィールはかんばしくなく、こればっかりは仕方ないのかなあと思っていました。
「ツインスパークとエンジンオイル ~その後~」
「とうとう、ツインスパークにも丸山モリブデンの効果が到来した!」
ところが、距離を重ねていくうちに、徐々に少しずつではありますが、高回転領域の回転フィールが良くなっていきました。
「丸山モリブデンと、ツインスパークと、エアコンONと。」
「ツインスパークの燃費と、エンジンオイルの種類と、丸山モリブデンと。」
丸山モリブデンを入れてから3000~4000kmぐらいで丸山モリブデンの二段階目の効果が到来しましたが、その頃になると、高回転領域の回転フィールの遅さもさほど気にならなくなりました。
「丸山モリブデンの本当の効果は、かなり遅れてやってくる!?」
まだまだレスキューのようにシュイーンとは回わりませんが、まあこれくらいの上昇スピードなら、という感じになってきました。
その間、オイル漏れが少ないという状況でした。カストロールに換えるときにオイル漏れ止め剤は入れませんでしたが、入れなくてもオイルが漏れにくいという状況で、これがカストロールによるものなのか、それとも丸山モリブデンを入れた効果なのか、それはわかりませんが、どっちにしても漏れにくくなったので、それはうれしいことでした。
レスキューのシュイーンを復活させるか、それとも常用域でのレスポンスを重視するか、次のオイル交換まで悩みましたが、やっぱり常用域でのレスポンスを重視することにしました。高回転領域は滅多に使いませんが、常用域は当たり前ですが常に使います。そこでレスポンスがいいと、やっぱり走りやすい。
ということで、次のオイル交換もカストロールと丸山モリブデンの組み合わせにしました。丸山モリブデンは2回目の投入ということになります。ちょうど前回のオイル交換から5000kmです。まあ、カストロールはこれぐらいのサイクルで交換したいなあという感じは、感覚ですが、あります。オイル交換のときにサラサラですから。
2回目のカストロール+丸山モリブデンでも、やっぱり高回転領域でシュイーンとは回りません。でもまあ、良しとしましょう。
結論としては、丸山モリブデンを使うという前提では、ツインスパークには、レスキューよりもカストロールの方が相性が良いということになります。
なお、レスキューは今はなき部分合成油ですから、今ある化学合成のレスキューではどうかはわかりません。でも、化学合成のレスキューでも、おそらく、よく似た回転フィールになるのではないかと推測します。
なお、この評価はあくまでも私が乗っている145の後期型のツインスパークにおいてという条件下であって、他のエンジン、車の場合にはこの評価が逆転する場合があるのは当然です。カストロールの方が良いオイル、なんてことは思ってません。たまたまカストロールの方が相性が良かったというだけ、そう思っています。オイルとしては逆にレスキューの方が上等では?とも思っていますが、古いツインスパークとの相性では、鉱物油に近いカストロールの方がいいということなんでしょうか。
現状、エンジン自体の調子はいいです。ツインスパークは、ほんと回して楽しいエンジンです。走る度に、乗る度にそう思います。回転にドラマがあります。
それと今、ビートに続いて145にも燃料添加剤を入れていて、これがまたおもしろい。今現在は、カストロール+丸山モリブデン、それに燃料添加剤という組み合わせです。
この燃料添加剤についても、最近、だいぶんとその感じがわかってきましたので、これについては、そのうちにまた、まとめようと思っています。
たまたまですが、この記事が記念すべき100記事目になりました。
我ながらよく書いてきたと思います。