最近、ユーチューブでビートの動画をよく見ています。
夏は基本、ビートはお休みなので、自分があまり乗れないから、他人が乗っているのを見て気を紛らわせる、そんな感じでしょうか。
夏はビートはお休みと言っても、週に一度ぐらいはエンジンも回して動かさないといけません。最近では、週末の早朝に山の方に行ってぐるっと1時間ぐらい、時間に余裕があれば2時間ぐらい走るようにしています。夜明けぐらいの5時ぐらいから6時頃までとか、長ければ7時頃までとか、そんな感じです。最近はちょっとだけ涼しくなったといってもまだ8月(この記事を書き始めたのが8月の後半です)。6時ぐらいまではなんとかいけても、7時になるともう暑くていけません。早朝、山に行っても道路脇の温度計の表示は25℃とか、26℃とか、そんな表示です。9月に入ってようやく20℃ちょっと、22℃とか、そんな感じです。
ベースとなる最低気温が高いということが暑さの最大の要因ですが、日が昇ってくると日差しの影響もあって、すごく暑い。オープンですから。
それから。
ちょっと走ると油温が90℃を越えます。ビートには油温計を付けていてそれで常に油温をチェックしながら走るようにしています。
90℃になると、すぐにヒータを入れます。夏でもヒータです。
ビートには水冷式のオイルクーラを装着しています。空冷式ではなく水冷式なので、冷却水でオイルの温度、熱を吸収する関係上、冷却能力は理論的に高くはありませんが、それでも装着していないよりは遙かにましです。ましなはずです。油温計と水冷式のオイルクーラはRSマッハさんで付けてもらいました。もう、かなり前のことです。
ヒータを入れるとエンジンの熱がヒータから車内(と言ってもオープン状態ですが)に送られ、それでエンジンが冷却されて冷却水の温度も下がり、冷却水によってオイルの温度も下がる、という仕組みみたいです。RSマッハさんによれば最大で10℃ぐらいは油温が下がるようです。実際、ヒータを入れると、油温は下がります。
だから油温計の針が90℃を越えるとすぐにヒータを入れるようにしています。夏でもそうしていますから、すごく暑い。エンジンは冷却されても、ドライバは逆に加熱され、ドライバにとっては更に過酷な状況となります。まあ、そもそも夏場はビートのエンジンにとっても過酷な状況ではありますから、夏は、エンジンにとっても、ドライバにとっても、すごく過酷な状況には代わりません。
夏場は、平坦な道をゆっくりと走っていても油温計はすぐに90℃になり、ヒータを入れてなんとか90℃を維持できるか、という感じです。
だから、山の方に行くと、すぐに90℃を越えて100℃近くになります。ちょっと回転を上げて坂道を上ると、すぐです。水冷式オイルクーラーを付けてヒータを全開にしていても100℃なんてすぐです。RSマッハさんに、水冷式オイルクーラーを付けてもらうときに「油温計で何℃ぐらいまでならいけそうですか?」と聞きました。そのときは「110℃」と言われましたが、110℃はおそらくぎりぎりのラインだと思っていて、普段はその温度にならないように走っています。上がるときでも100℃ぐらいまで、それぐらいに抑えるようにしています。
ビートで例えば5月とかに高速を走ってもすぐに油温は上がります。高速は特に注意が必要です。高速はどうしても連続して高回転を使いがちです。調子に乗って走っていると、油温はどんどん上がります。
ビートのパワーが上がってくると、ついつい調子に乗って走ってしまいがちです。でも、油温はびっくりするほどすぐに上がります。高速ではスピードの関係でしょうか、油温が一旦上がるとすぐには下がりません。だから、ビートで高速を走るときは、できるだけ一番左側をゆっくりと走るようにしています。
いつもこんな感じで油温に気を付けながら走るようにしているのですが、最近ユーチューブの動画を見ていると、どうも油温に気にしながら走っているようには見えないので心配になりました。
見ているのはお山の方に行って走っていることが多い動画なので、麓、平地に比べると気温は低いのでしょうが、それでも夏場はそれなりの温度、例えば20数度はあるでしょう。半袖ですし。
その夏の状況でも、結構な回転数で坂道を駆け上っていきます。ビートは回転を上げないと登りませんし、また、楽しくありません。だから、アクセルを踏んでクアーンと回転を上げたくなるのもわかりますが、油温はおそらくすごいことになっていると思います。油温計を付けている様子はありませんし、オイルクーラーとかの油温対策をしているとかも、どうもなさそうです。
そんな油温対策をしていないノーマルの状態で夏場に山道をかっとばすと、エンジンが心配です。すぐに壊れるということはないでしょうが、ピストンリングがやられてくるらしいです。
動画的には、山道をかっとんでいる様子、クアーンと回転を上げて走っている様子は見ていて楽しいのですが、この頃は、そんなに飛ばして油温は大丈夫?エンジン大丈夫?と心配も同時にしてしまっています。いや、心配の方が強くなってしまいました。他人のビート、エンジンではありますが。。。
それと、動画は影響力が大きいので、その点もちょっと心配です。
私は素人なので専門的なことを確信を持って言うことはできませんが、油温が心配な人は、例えばRSマッハさんのHPの「ビートパーツよもやま話」とかを読まれたりしたらいいかなと思います。
これから秋から冬へ移行していくので、涼しくなってビートのエンジンにも人間にもいい方向になっていきます。
ビートで山道をクアーンと駆け上がるのは、もうちょっと先の時期、凍結する前の晩秋から初冬ぐらいがいいと思いますよー。