買い物使いのアルファロメオ145前期型

アルファロメオ

みなさんの近くでは、アルファロメオ145は走っているでしょうか?

私の家のちょっと近くには、前期型の145が一台います。色は黒。ネロです。

145自体、絶滅危惧種で滅多に見ませんが、それなのに、その前期型の145が近くに一台いて、私の後期型を合わせると、狭い範囲に二台も存在しているということになります。

どれぐらい近くかというと、すぐ近所、すぐそこ、というほどの近さではないのですが、小学校の校区が同じというレベルの近さです。同じ校区内に、前期型と後期型の合わせて二台の145が存在しています。かなりの密度ではないかと思います。車好きが集まっている区域かというとそんなことはありませんし、アルファに乗っている人が多いかというとそんなこともありません。ちょっと古い車が多い所ということもありません。たまたまです。

おそらく、その人の方が早くから乗っておられたと思いますが、不思議なもので、私が145に乗るまでその存在に全く気づきませんでした。たぶん、近くといっても、その方と私は、行動パターンや車で利用する道が違うからだと思います。

ところが、ある時からその前期型の145の存在に気付くようになりました。

その前期型の145は、私がよく行くスーパーに出没します。私は、休日にそのスーパーによく買い物に行きますが、そのときに、この前期型の145を駐車場で見かけるようになりました。そのスーパーに入っている魚屋は、夕方の5時半ぐらいになると、半額シールを貼ります。それを狙ってその時間帯に行くのですが、そのときに、前期型の145に遭遇します。

駐車場の中をゆっくりと動いている前期型の145を初めて見た時、ちょっと衝撃的でした。それは、奥様と二人で買い物に来ていたからです。

つまり、完全な普段使い。それも、極々普通に日常生活の足として利用している。近くのスーパーに買い物に行くときにも普通に使っている。これはすごいです。

私も145を使っていますが、近くのスーパーに行くときにちょっと使うとか、近くのコンビニまでに行くのに使うとか、そんな感じで145を使おうとは、考えたことがありません。近くのスーパーに行くときには、普通のオートマに乗っていきます。145、これ一台で全てをまかなうという感じで使うことは全く想定しておらず、普段の日常使いの車は別にあって、その前提で145を別に乗る、このイメージしかありません。145をメインの車として乗っているこの方はすごいとしか言いようがありません。きちんと整備して日常使いに問題のないようにしているからだと思います。だから、駐車場でその車が目の前をゆっくり通ったとき、思わず歩み寄って「ちょっとすみません。この車はどこでメンテナンスされてるんですか?」と、本当に聞こうかと思いました。145をまともに、それも妥当な費用でメンテナンスしてくれるところなんて、そうそうありませんから。

前期型の145と私の後期型の145。フロントマスクを含めてデザインは基本一緒です。私の145は後期型とは言え、デザインは前期型と同じで、エンジンや補機類などが変わっているものです。つまり、前期顔の後期エンジンです。前期顔で前期エンジンの前期型と、前期顔で後期エンジンの後期型との外見上の違いは、ホイールです。ホイールが前期と後期で違っていて、前期は丸形の穴が小さく、後期は丸形の穴が大きいです。穴の大きさの違いというと何かすごくわかりにくいように思いますが、両方見たことがある人なら、すぐにわかります。前期のホイールは立体感が小さく、控えめなデザインです。一方、後期のホイールはそれに比べるとちょっと派手めで堀が深くて立体的です。好みの問題ですが、私は前期のホイールのちょっと控えめなところが結構好きだったりします。

この前期型の145。一度、近くの交差点を右折していくところを見かけました。マフラーはノーマル。現存するものでノーマルのマフラーを付けているのはとても珍しいと思います。社外品に積極的に交換する人がいることが大きな要因だと思いますが、ノーマルのマフラーが腐食して交換せざるを得ない、でも、純正部品はもうない、ということもあると思います。

マフラーは純正のままですが、この145は、いい音させてます。でも、派手な加速じゃなくて、スルスルーっと、とてもジェントルな加速で、私の目の前の交差点を離れていきました。

この145のように、なめらかに加速できるようになりたい。いつも、そう思いながら後期型の145を運転しています。