昨年の秋(2022年秋)に、アルファロメオ145のフロントタイヤの2本をヨコハマのECOS(ES300)からBluEarthーEs(ES32)に換えました。「アルファロメオ145のタイヤ交換~ヨコハマのECOSからBluEarth-Es~」
今回は、そのブルーアースEsの話です。
なお、リアは、ECOSのES31ですので、フロントの2本だけがブルーアースEsということになります。145は超古典的なFFなので、まあ、フロントの2本でも、それなりに評価できるかなあと思っています。
慣らし運転は、最低100kmとHPに書かれていましたので、まあそれの倍ということで200kmまでは、慎重に走るようにしました。
履き替えた直後の慣らし運転中の印象はというと。
「普通に、いい」
履き替える前が10年も履いた古いバージョンのエコスES300でしたので、それに比べて良くなるのは当然ですが、ちゃんとタイヤのクッションというか、衝撃吸収というか、路面の凹凸のいなし具合というか、そういうところがちゃんと出来ていて、良い。交換前とは全然違います。
いつも走っている幹線道路は、一箇所、すごくハンドルが取られるところがあります。ちょうど交差点直前の車線変更不可のところなので結構危なくて、気を付けて走らないと、隣の車線にはみ出してしまいそうになります。
交換前の古いエコスES300をフロントに履いた145では、とてもハンドルが取られました。でも、同じFFでも、ジェッタの場合は、セイバーリングでも、その前のファイアストーンでも、ハンドルがすごく取られるなんてことはありません。普通の車はそれほど気にしなくてもいいところかもしれませんが、145は超古典的なFFだからか、路面の凹凸にすごく敏感に反応してしまいます。
これがブルーアースEsに換えると、あまり気にならなくなりました。路面が荒れているのはわかっているので、気を付けながら走っていることもあるでしょうが、以前のエコスES300とは全然挙動が違います。路面のうねりをタイヤがいなしてくれます。古いバージョンのエコスES300は、あまり減らないタイヤです。ゴムが硬くて減りにくいとすれば、その分、道路の凹凸の影響を受けやすいのかもしれません。ちなみに、新しいバージョンのエコスES31は、古いバージョンのエコスES300よりも柔らかい印象があって、減りもその分早いような気がしています。
ということで、エコスES300からブルーアースEsに換えたことで、ハンドルが左右に取られにくくなったというのが、交換直後の一番の印象でした。
慣らし運転のときは、カーブでもいつも以上に気にしながら走りましたので、交換直後のグリップはどうかという評価はあまりできません。それでも、ジェッタのセイバーリングのときと比べると、明らかにいいです。普通にグリップして、普通に曲がっていきます。セイバーリングのように、めちゃめちゃアンダーが出るというようなことは全然なくて、極々普通にグリップして曲がります。これが普通のタイヤでしょう。セイバーリングはやっぱりちょっと変わっています。
私は、たぶん、普通の人に比べると、カーブでタイヤのグリップを使わない方だと思っています。普通の人よりもカーブでの横方向のタイヤのグリップに頼らないで、使わないで普段走っているので、そこそこのグリップがあれば全然普通にカーブを曲がっていけるのですが、セイバーリングの場合はこれが全然曲がりませんでした。セイバーリングのときには、交換直後は全然曲がらなくて、車が外に膨れました。今思うとちょっと危ないですねえ、交換直後のセイバーリングは。
「セイバーリングというタイヤの特徴」でも書きましたが、交換から700から800kmぐらいで安定しましたから、普通の慣らしとはちょっと感覚が違うというか、セイバーリング特有の慣らしが必要というか、そういう感じがしています。メーカーや販売サイドも、そのような注意喚起をすべきだと思うのですが。「セイバーリングは普通のタイヤと同じ慣らしではだめですよ。100キロではなくて最低500キロは特に注意しながら曲がってください。」みたいな注意喚起を。
ちなみに、セイバーリングは、交換してから1年以上経っていますが、今でもコーナーリングは独特です。曲がるのは曲がります。でも、横方向のグリップ力はやっぱり低くて、コーナーリング中に油断してハンドル操作が適当になると、すぐに外に膨らみます。つまり、道路を掴んでいない。「このタイヤ、全然くいつかねー」という感じです。
一方のブルーアースEs。
まず、上にも書きましたが、道路の轍もスムーズにいなしてくれます。タイヤがまずはちゃんと道路の凹凸に対処してくれます。だから、普通に走っていて安心感があります。セイバーリングも轍にとられやすいという感じではないですが、どちらかというと、あまり反応自体しないという感じです。
そして、ブルーアースEsは、横方向のグリップが良いです。ぐいっとグリップして、ぐいっと内側に入っていきます。明らかに道路を掴んでいるという感じがします。クイッと車が向きを変えてくれますから、セイバーリングとかのアンダーなタイヤに慣れていると、逆にオーバー気味?という感触を受けてしまうぐらいです。ちょっと大げさですが、普段、曲がらない、グリップ力の弱い車、タイヤばかり乗ってますので、そう思ってしまいます。
コーナーでの安定感、安心感があって、とても良いタイヤです。
先日、車検から帰ってきてからあまり動かしていなかったので、ちょっと走らせないと、と思って久しぶりに145でいつもの峠道を走ってみましたが、タイトなコーナーでもしっかりとグリップして曲がってくれました。145はタイトコーナーが苦手で曲がらないと、これまでそう思ってました。でも、しっかりとグリップして曲がってくれます。そこそこに、ですが。
このグリップ力は、エコスのES31よりも上かもしれません。145購入時には、フロントにエコスのES31の新品を履いていました。でも、ここまで横方向にグリップはしなかったような気がします。
このブルーアースEsというタイヤ、気に入りました。
145で峠を走った後、FRのリアにも履かせてみたいなあと、ふと、そんなことを思ったりしました。後輪が駆動輪であるその後輪に履かせたら、どんな感じなんやろうなあと。
まあでも、FRの車は持ってませんから、それを確かめるのは無理ですね。NAとかNBとかのロードスターがあればちょうどいいのですが。
ビートはまあ同じ後輪駆動なのですが、FRのような挙動にはなりませんし、私のようなヘタッピでは、MRのビートで挙動がわかるなんてことはないですし、わかろうとすると危険ですし。
ビートはエコスのES300を前後共にまだ履いていて、これも何れは交換しないとあきません。そのときには、リアだけではなくてフロントにも、このブルーアースEsを履かせてみようかなと、今、思ったりしています。