その車が一台、そこにあるだけで。~羽根つき?の二代目フィアット500~

カーメモリー

前回の第七弾は、2速の伸びが見たかった車、ぎんいろの初代サバンナRX-7でした。

心に刻まれた車の第八弾は、黄色の二代目フィアット500です。

9月も後半に入って、大阪もようやく暑さもましになってきました。朝なんかはちょっと涼しくて、いい感じです。

暑くて暑くて仕方なかった気温が下がり始めると、やっぱり変わった車が出没し始めます。

ある日の午前中、幹線道路に出ようとしていると、その幹線道路の一番右車線を結構なスピードで走っていくフィアット500が居ました。

現行の500ではなく、一世代前の500、正式には、二代目の500です。二代目の500を改めて調べてみると、たったの15PSしかないようで、最高時速は90キロとのこと。

私の目の前を通り過ぎた500は、たぶん時速60キロぐらいで走っていたと思います。最高時速が90キロですから、時速60キロは、500にとってはかなりの高速?走行。

ルパンにも出てくるこの500を見るのは今年2回目。前回見かけたのは、まだ寒い時期だったと思います。今回見たのは、そのときの500とは違って色は黄色。この黄色がまためちゃくちゃ目立ちます。

この500。私の目の前を一瞬にして通り過ぎて行ったのですが、「500かあー」と思ったのと同時に、目に付いたのはリアです。

リアのトランクリッドならぬエンジンのリッドを上げたままで走っておりました。リアのリッドは、下から上に上げるのでしょうか?下からつっかえ棒のようなものをしていたように見えましたが。

その上げた?リアのリッドが水平ぐらいの位置、高さになっていて、それが横から見たときにちょうどウイングのように見えたのです。

なんでリアのリッドを開けたまま走っているのかなあと、その時は意味がわからなかったのですが、その後、理由はこれちゃうかと思い当たるようになりました。

それはエンジンを冷やすためではないかと。

二代目500は、RR。リアにエンジンがあって、おまけに空冷です。

ちょっと涼しくなってきたと言っても、まだ9月の下旬。午前中でも気温は20℃を優に超えますから、一生懸命60キロぐらいで走ろうとすると、オーバーヒートが心配なんでしょう。

だから、走りながら、ちょっとでもエンジンを冷やすためにリアのリッドを開けて空気の流れを良くしようとしたのではないでしょうか。

おそらく夏の間、ほとんど走れていなかったのではないかと推測します。ようやくちょっと涼しくなってきたから走ろうと思ってもやっぱりまだ気温は高く、エンジンがちょっと心配。リアのリッドを開けても、全長が短いし、そんなに邪魔にはならない。とまあ、こんな感じではないかと、勝手に想像しました。

でも、ようやく、こんな古い車が走れる季節が来たという証拠です。

これからちょっとずつ、いろんな変わった車が出没してきて、その姿を見られると思うと楽しみです。

私のビートも、そろそろ始動させようかと、現在、思案中です。ビートは夏はお休みですので。

ビートは当然ながら水冷ですが、それでも気温が20℃を超えると、油温の上昇が心配です。水冷式のオイルクーラーを装着していても、ヒーターを入れて走らないといけませんから、人間の体温上昇も心配です。

日差しもまだ強いし、もうちょっと、やっぱり10月中旬ぐらいかなあ。