丸山モリブデンと、ビートの油温と

2021年4月14日
ビート

昨年秋にビートに丸山モリブデンを入れてから、もう早いもので2500km以上走りました。二回目のインプレッションからは2000km程度走ったことになります。

今回、二回目のインプレッションで言い忘れたこと、それ以降に気付いたことなどを少し補足しておきたいと思います。

なお、ビートに丸山モリブデンを入れたときのインプレッションについては二つアップしています。
ビートに丸山モリブデンを注入してみた! ~ファーストインプレッション~
丸山モリブデンと、注入後の走行距離と、ビートのエンジンフィールと

また、フォルクスワーゲンのジェッタとアルファロメオ145にも入れており、それらについても先日アップしています。
丸山モリブデンをジェッタにも入れてみた!
丸山モリブデンをツインスパークにも入れてみた!

入れている丸山モリブデンは、エンジンオイルに添加するタイプのもので、製造元が直接販売しているものです。製品名は「ベースパワー」です。

1.油温の上昇スピードについて

補足したかった一番の項目は、この油温のことです。丸山モリブデンを入れてから、油温上昇のスピードが遅くなりました。

ビートには油温計を付けていて、常に油温をチェックしながら走るようにしています。油温は、いつもだいたい90℃を一つの目安にしています。

走り始めてから油温が90℃ぐらいになると、エンジンも各部も暖まったと考えて、そこから上の方まで回すようにしています。油温が低いときにはあまり上まで回さないように注意しながら走っています。後の車がみんな速攻で抜かしていきますが、仕方ありません。回転を上げることができませんから、まともに加速することができません。みなさんに先に行ってもらうしかありません。。。

回転を上げないようにするのは、アルファも同じで、油温計は付けていませんが、水温計を見ながら、特に走り始めについては回転を上げないようにしながら、ゆっくり、ゆっくり、走るようにしています。

ビートは、水温の方が早く上昇し、それからある程度の時間が経ってから油温が上昇します。油温の方が遅いです。これは、どの車でも同じ現象だろうと思います。

油温が90℃になると、ヒーターをMAXに入れるようにしています。コンプレッサーは当然OFFの状態で。ヒーターを入れると油温が下がります。RSマッハさんによれば、10℃ほど下がるらしいです。油温が90℃をかなり下回ったら、逆にヒーターはオフにして、油温が90℃ぐらいをキープするように調整しています。だいたいいつも90℃付近になるようにしながら走っています。

いつもこんな感じで油温計をチェックしながら走っているのですが、丸山モリブデンを入れてからは、走り始めてから油温が90℃付近に上昇するまで時間というか距離というか、それが以前よりも多くかかるようになりました。

以前なら、走り始めてだいたいこの辺りで90℃ぐらいになる、というところまで走っても、90℃には到達せず、それよりも温度が低くなっています。油温が上がりにくいということは、余計な熱、摩擦熱のようなものが発生していないということでしょうから、いいことだと思っています。

それから、上昇した油温が低下するスピードも早くなったような気がします。油温が目安の90℃になってから回転を上げて走ると、当然それに合わせて油温も上昇します。そこから高回転を維持せずに中回転ぐらいまで落として走っていると、やがて油温は下がってきますが、その下がり方についても、どうも以前より早くなったように思います。これもいいこと、ありがたいことで、油温が下がると、また回転を上げることができますから。

回転を上げることができるということは、つまり、加速できるということですし、坂道を上ることができるということです。非力なビートにとって、回転を上げることができるということは、パワーが出せるということですから、とても大事です。

ということで、油温が上昇しにくく、一旦上昇した油温も低下しやすくなるということで、丸山モリブデンを入れたことによって、エンジンオイルに対する負荷が小さくなり、エンジンへの熱負荷が小さくなったと思います。

2.パワーアップについて

パワーは確実にアップしています。実測していないので正確な数値はわかりませんが、仮に60psであったとして、その5%のアップだとして、3ps。これぐらいはアップしていると思います。すごいパワーアップです。

えっ?たったの3ps?と思うかもしれませんが、ビートはめちゃめちゃ非力なので、この程度のパワーアップでもすごくありがたい。

普段ビートには、ほぼ一人で乗っています。譲り受けた当初に比べるとかなりパワーもアップしてきて山道も上がることができるようになりましたが、隣りに人を乗せる機会があると、ああ、やっぱりパワーがないなあと感じていました。

でも最近、隣りに乗せる機会があったのですが、そのときはそれほどパワー不足を感じませんでした。やっぱりパワーは、いくらかは上がっていると思います。

仮に、パワーが60psだったとして、車重が780kgだったとすると、780÷60で、1psあたり13kgを負担していることになります。パワーウエイトレシオは、13です。

今、計算を簡単にするために、ドライバーの体重は無視して、助手席に65kgの人が乗ったとします。これも計算を簡単にして、65kgを13kgで割ると、5となり、簡単に言えば5psに相当する重量、パワーという換算になります。

以前と比べて隣りに65kgの人を乗せてもそれほどパワー不足を感じずに走ることができたということは、だいたいですが5ps程度のパワーが上がっているということが言えます。

丸山モリブデンを入れたことで、たぶん最低でも5%の3ps。もしかしたらの5ps。パワーアップは、そんなところだと思います。

どっちにしても、非力なビートにとって、このパワーアップは絶大で、非常にありがたい。

3.アクセルオフ時の回転フィールについて

これはアルファやジェッタでも感じていることですが、走っていてアクセルをオフにしたときの感じが、これまでとは違います。丸山モリブデンを入れる前とは。

普通、走っているときにアクセルをオフにすると、そのときのギヤ、二速とか三速という低いギヤならその低いギヤなりの挙動、四速とか五速とかならそのギヤなりの挙動を示します。エンジンブレーキのようなものですか。

当然、高いギヤならエンジンブレーキも弱く、惰性で進んでいくことになりますが、そのアクセルオフのときの挙動がこれまでと違います。これは三車種全てに言えることで、丸山モリブデンの一つの大きな特徴だと、最近、特に、そう思っています。

えーと。ジェッタは一応区分とすればATにはなりますが、ツインクラッチなので実質的にはMTとそれほど変わりません。特に、私が乗っているジェッタは極初期型のDSGなので、MTと同じような感じで加速、減速をします。その点で言えば、ジェッタも含めて、三車種ともにMT車と言うことができます。

そのアクセルオフのときに、これまでよりもエンジンブレーキ感が薄いというか、前にそのまま進んでいく感が強いように感じています。

おそらく、アクセルをオフにしたときにエンジンの回転数が落ちますが、その落ちた回転数でもフリクションロスが小さいので、抵抗が小さく、減速力が小さいように感じるのではないでしょうか。

4.音について

最後に音です。
加速していって回転数が4000回転、5000回転になってくると、私のビートは音が変わります。これはいろんな要因があると思いますが、一番の要因は、吸気系で、エアクリーナーをRSマッハさんのものに換えているからです。これを換えると、回転が4000回転を越えた辺りで音がファンファーレのような音になります。

換えた直後は、すごくこのファンファーレの音がしていたのですが、やがてCPUが調整したのかどうなのか、この音があまり聞けなくなって、ちょっと寂しかったのですが、これが丸山モリブデンを入れて走行距離を重ねるようになって、ここ最近、ファンファーレの音が復活するようになりました。

私は音フェチなので、このファンファーレの音が聞けるのはとてもうれしい。たぶん、回転フィールが変わった関係で、4000回転を越えてからの音が整ったためではないかと、そう推測しています。