ビートのエンジンオイルの粘度 ~10W-50から10W-40~

2022年4月10日
ビート

ビートにはこれまでずっとカストロールのエッジRS10W-50というオイルを使っていましたが、最近、といっても、昨秋(2021年)ですが、初めて10W-40のオイルに換えました。

ここ数年、秋にTさんのエリーゼスーパーチャージャーと飯高まで行くのが恒例となっており、その前にオイルを交換しておきました。「ビートのオイル交換 ~上抜きオイルチェンジャー~

飯高の駐車場でTさんに「ビートのオイルを今回10W-50から10W-40に換えました。」と言うと、「その心は?」と聞かれました。

今回は、「その心は?」の話です。

もうだいぶん前になりますが、ビートよりも先に購入したアルファロメオ145には、当時、レスキューの10W-40の部分合成油を使っていました。その後ビートを購入したとき、ビートにも145と同じレスキューにしようかなとも思ったのですが、ビートの方が油温上昇が心配、ということもあって、レスキューよりも粘度を上げようと、カストロールの10W-50にしました。

それ以来、145にはレスキューの10W-40、ビートにはカストロールの10W-50という組み合わせで何年も使っていました。特にそれで何か問題があるとは思っていなかったので、そのまま継続して使っていました。

ところが、数年前にひょんなことから145にもカストロールを入れてみたところ、これがレスキューとは全然フィーリングが違ったので、それ以来、オイルについてちょっと考えるようになりました。考えると言っても、高級オイルを取っ替え引っ替え試す、みたいなことをやるつもりはありません。できれば安くてそこそこいいオイルにしたいと思っています。

145のオイルをカストロールに換えたことについては、「ツインスパークとエンジンオイル」や「ツインスパークとエンジンオイル ~その後~」に書いてますが、145にはカストロールは合っていると思っているものの、一点だけ不満があって、それは5000~7000回転の領域での回転上昇スピードの遅さでした。

カストロールに換えると、このレッドゾーン手前の高回転領域での回転上昇スピードがすごく遅くなりました。丸山モリブデンを入れることで、入れ続けることでかなり良くはなったのですが、それでも丸山モリブデンを入れていないときの素のレスキューの状態よりはやはり回転上昇スピードは落ちます。最近、かなり良くなってきているので、換えた当初に比べるとそれほど気にはならなくなりましたが、まあやっぱり、オイルの粘度の違いは、こういう高回転領域で出てくるのかなあと思うようになりました。

ちなみに、私の感想ですが、レスキューは10W-40という粘度にはなってますが、実際はその数字よりもちょっと緩いというか、柔らかいようなイメージを持っています。もしかしたら、その辺りも影響したのかもしれませんが、何れにしても、レスキューとカストロールは、高回転領域でかなりフィールが違うということを145で実感しました。

145のオイルをカストロールに換えたことで、高粘度オイルは高い回転数領域でのフィーリングに影響し、高回転領域でのエンジンへの負荷が意外と大きいのではないか、そのように思うようになりました。

ということは、145よりももっと高回転を使用する、常用するビートの場合は、カストロールの10W-50というオイルは、ちょっと荷が重いのではないかと。RSマッハさんに一回粘度について聞いてみたところ、もっと低くてもいいのでは、というような意見もありました。そう言われたからという訳ではないですが、もう少し粘度を下げてみたいと思うようになってきました。

そこで、10W-40で何かいいオイル、高くなくていいオイルはないだろうかと、いろいろと探してみました。

カストロールに10W-40があれば試してみるのですがありません。レスキューは、今は部分合成油のものがなく化学合成油のみとなっています。当然、この化学合成油のレスキューが候補にはなったのですが、部分合成ならまだしも全合成はどうかという自分がいます。できれば部分合成でいきたい。

20リットルのペール缶ならば、いろいろと選択肢も多いのですが、4リッター缶では、あまり選択肢がありません。いろいろと思案していると、4リッター缶で安い部分合成油のものを発見しました。大阪の会社が販売していて日本製とありますので、どこかの日本の精製メーカーに依頼しているのでしょう。一般的にオイルはメーカーがレシピを作ってそれを元に精製メーカーに作ってもらうらしいので、この会社のものもそれと同じやり方?だと思います。

ということでネットで見つけたのはこれです。

4リッター缶が二つで約5000円と、とてもリーズナブルです。というか、安い!
地元大阪の会社というものグッド。応援したくなったというのも、購入動機の一つです。

昨秋の秋からビートのオイルは、このJDAの10W-40と丸山モリブデンの組み合わせになりました。

エンジンのフィールはというと、特別軽くなったような気はしません。あまり大きな変化、特徴のある変化というのはなかったように思います。丸山モリブデンを入れていて、そもそもフィールは軽くなっているので、あまり変化しなかったのかもしれません。でも、7000回転とか8000回転とか、ちょうど最高トルク、最高出力の回転数あたりは以前よりも使いやすくなったような気はしています。基本的には高くても7000回転ぐらいまでしか上げないようにしているのですが、そのあたりの回転は使いやすくなったような気がします。使いやすくなったというのは、つまり、高回転で機械振動が多いと、いくら回ると言っても回したくなくなるのですが、そうじゃなくなると回すことに対して自分の抵抗がなくなるので、使う頻度が増える、そういう感じです。

現状、このオイルには悪い印象は持っていません。今ビートには燃料添加剤も入れており、この効果もあってすごくパワー、トルクも出ているので、ビートの走りには不満がありません。パワーが出ていると言っても所詮は非力なビートの範疇ですから絶対的なパワーはありません。それでも下道は最高です。パワーのある他の車なら下道では全然回すことができませんが、非力なビートならそれができます。

ただ、オイル消費については、もう少し様子を見ようと思っています。カストロールの場合はほとんど減らなかったように思いますが、このオイルはちょっと減るような。。。もし、減りが早いようなら、再考する必要があります。

昨秋オイルを変えてから、もう既に2500kmぐらい走っています。昨年の秋から冬にかけては、よく走りました。これから暑くなっていくので走行距離は伸びませんが、夏を過ぎ、秋になったあたりでまた同じオイルでオイル交換することになると思います。それで、来春の車検の時にまたオイルを交換することになりますが、その時までにどうするか、また考えようと思います。継続的に10W-40でいくのか、それともやっぱり10W-50に戻すのかを。