ジェッタの魅力 ~ちょうどいい車格~

2021年8月29日
フォルクスワーゲン

私が今現在思う、フォルクスワーゲンジェッタの魅力について、書いておこうと思います。

私が乗っているジェッタは、ゴルフ5をベースにしたもので、ゴルフ5をセダンにしたような車です。新車で購入してから14年になります。と言っても、親が買って乗っていたものです。親が年でもう乗らないと言うので、じゃあ後は俺が処分しとく、ということになり、引き継ぐことになりました。

すぐに手放すことも考えたのですが、走行距離は5万キロ弱と少ないもののボディには傷もそれなりに入っていて、年数が年数ですから、おそらく売っても値段は付かず、廃車行きになるだろうと予想しました。一方、コロナ渦で仕事で車を使う頻度が増えたという事情もあって、手放さずにそのまま乗ることにしました。

親は、元々、トヨタファンで、ジェッタに乗り換える前はマークⅡ2.5に乗っていました。親は、普段は軽トラなので、マークⅡもほとんど乗っておらず、私がときどき貸してもらって使うという程度でした。いや、走行距離のほとんどは、私の走行だったような。それでも親は、「乗用車は一台はいる」という考えでマークⅡを持っていました。乗り換える気持ちはなかったかもしれませんが、私が換えろ換えろとうるさく言うので、それじゃあという感じで換えました。

その当時、私は、ゴルフ5ベースの初代トゥーランに乗っていました。マイチェン前の初期型のもので、1.6の6速ATという仕様。走らない車でしたがとてもいい車で、すごく気に入っていました。そうこうしているうちにパドルスイッチ付きのDSGというものが出て、それが付いたジェッタのターボ仕様というものを一回乗ってみたいと思い、親に買い換えを勧めたという訳です。

親は、外車は嫌いでした。だから、私が「ジェッタいいぞ」と言っても、「外車はあかん」と言ってなかなか了解しませんでしたが、それほど言うならまあええか、ということになりました。

ところが実際買い換えてみると親はとても気に入って、たまに遠出をしたときなんかは、「この前、駐車場で若い人にこれなんて言う車?と聞かれた」みたいなことを言って、うれしそうにしておりました。

そんな感じで親はたまに遠出をするときに使ってはいたもののやはり年で遠出もきつくなり、遠出をしたときにガリガリッと傷を付けてしまったこともあって、「もう乗らん」と言ってきたのです。

親も年ですからあまり車で遠出はして欲しくないと思っていましたので、この機会を逃さないように、じゃあ後は俺が処分しとく、と言ってキーを受け取りました。

こんな経緯で最近よく乗るようになったジェッタですが、14年経った現在において、改めてその良さ、特徴というものをしみじみ感じています。

ジェッタの良さはいろいろとあります。でも、何と言っても一番の特徴はこれです。

「ちょうどいい車格」

もし、ジェッタの良さを一言で言えと言われたら、また、なぜ今時ジェッタを乗っているのかと聞かれたら、私は、こう答えます。

「車格がちょうどいいから。」

車のポジショニングというか、立ち位置というか、それがほんと、ちょーどいい。私の状況、大阪近辺という場所では、ちょうど具合がいいです。

仕事で客先に乗っていっても問題ない。外車であってもフォルクスワーゲンには大衆性がありますし、日本ではとてもメジャーということもあって、相手に嫌みな感じを与えにくいと思っています。もっと田舎の方に行くとまた話は変わるかと思いますが、大阪近郊では、客先のところに乗っていっても、私の場合、問題ないと思っています。

これが例えば同じドイツ車でもプレミアム御三家になると、客先のところには乗っていけません。つまり、仕事では使えない。

同じフォルクスワーゲンでも、もっと高級感の強い車、押しの強い車は、いくらフォルクスワーゲンのエンブレムが付いているといってもちょっとまずいと思います。例えば、以前あったトゥアレグなんかは、大きくて押し出し感が強いです。アルテオンもちょっと強すぎると思います。パサートはどうでしょうか、微妙なところです。以前のモデルならOKだと思いますが、最近では、以前のような道具感が薄れ、高級感がかなり増していますから、まずいかもしれません。車のサイズ、大きさというのも、結構重要なファクターかなと思います。

そんなことをいろいろと考えるんやったら、いっその事、もっともっと安い車で行ったらええやんか?という意見もあるでしょう。

確かにそういう場合もあると思います。でも、私の場合は、あまりにも安そうな車に乗っていくのもちょっとまずい。この人、大丈夫か、ちゃんと仕事して飯食えてるか?と思われるのは、ちょっと具合が悪い。そこそこ仕事があって、それなりに飯は食えてますよー、そう見てもらえるようにしないとあきません。相手に不安を与えるようではあかんのです。

だから、そこそこの車に乗っていく必要がありますが、その意味でもジェッタはちょうどいい。そこそこの車に乗れている、ということは、それなりに仕事の依頼があって回っている、そう相手に思ってもらうことも大事です。

ゴルフもいいと思いますが、ジェッタはセダンですから、ゴルフよりもフォーマル感が出ます。特に、私のジェッタは黒なので、よりフォーマル感が増します。ジェッタはゴルフよりもちょっとだけ車格が上に見えて、ちょっとだけ高級っぽく見えるけれども、ほんのちょっとだけ。セダンと言ってもパサートのように大きく立派ではなくて、押し出し感もゴルフと同様、ほとんどない。それに、バリバリの新型車でもない。だから、ちょうどいい。

それからもう一つ。

そこそこの車であれば、何でもいいか?というと、これまた私の場合はちょっと違います。

実際には、そこそこの車であれば何でもいいとは思いますが、私は、その何でも、というのがあまり好きではありません。

私の仕事は答えのない仕事。ある意味、私という人間、感覚、それ自体が良くも悪くも商品みたいなものです。だから個性は大事、人と違うということは大事だと思っています。

人と同じであれば、誰に頼んでも同じ。あなたでなくてもよい。別に他の人でも構わない。じゃあ安い方がいい。とまあ、こういう理屈、展開になりますから。

勿論、何でもかんでも尖っている方がいいとは思っていません。でも、没個性の方がいいとは思っていません。

その意味でも、ジェッタは都合がいいです。少ないですから。

ゴルフもいい感じのポジション、車格だと思うのですが、かなりメジャーで普通に走っています。それに比べてジェッタは、かなりのマイナーで、普通には走っていません。車好きじゃなかったら、ジェッタという車を知らないかもしれません。だから、いい。今時、小さめのセダンというのも、また良い。

ゴルフと同じでフォルクスワーゲンという日本ではメジャーなメーカーの車だから、外車と言っても安心感や身近な感じがあって、でも、ジェッタは、ゴルフとは違って車自体はマイナーであまり見かけない。だから、ゴルフよりも個性が出やすい。

こういう車って、意外と少ないです。

回りに嫌な感じを与えずに、でも、ちゃんとした感があって、それでいて個性もある。

ジェッタは、ほんと、私にとって「ちょうどいい」。