ジェッタのタイヤ交換 ~ポテンザからファイアストン、そして、セイバーリング(前編)~

2021年7月5日
フォルクスワーゲン

私が乗っているジェッタは、ゴルフ5をベースにしたものです。当時あった二つのグレードのうち、ゴルフGTIと同じ2リッターのターボを積むグレードで、サスペンションもスポーツサスペンションとなっていて、車高も少し低め、タイヤもちょっと大きめのものがついていました。

タイヤは、ポテンザ。サイズは225の45、17インチと扁平です。久しぶりに見たポテンザがドイツ車に付いている。ドイツ車なのにポテンザか、と思いましたし、この車にポテンザはいらんやろ?と思ったりもしました。峠を走る車でもないのに。私の中でポテンザは、峠を走るためのタイヤという位置づけ、イメージのままになっています。昔から。

ポテンザは、すごくしっかり感はあったのですが、いかんせんハンドルが取られやすく、特に高速の長距離は疲れました。ゆったりと乗るということができない。常に両手でハンドルをしっかりと握りながら運転することが要求されます。

だからと言ってタイヤを換えるなんてことは当然なくて、そのまま履いていたのですが、ちょうど七年ぐらい経ったところでタイヤ交換となりました。ジェッタは親の車なので、親が交換しました。距離は全然走っていませんでしたから、溝はまだまだ残っていました。ただ、ひび割れが出てきているから交換した方がいいとディーラーで言われたようで、交換しようかという流れになりました。

でも、ポテンザはめちゃくちゃ高い。二人揃ってどうしようかと思案していたところ、たまたま走っていた道沿いにタイヤ館があって、ちょっと寄ってみようということになりました。

すると、ポテンザの約半値で同サイズのタイヤがあります。サイズさえ合えば特にグリップがどうとかは親は気にしませんし、私もポテンザはどう考えてもオーバースペックと思っていたので、値段が半分ならええんとちゃうかと進言しました。親は、そうやなあ、と言ってすぐ交換の手配をしました。

そのタイヤがこの前まで履いていた「ファイアストン」です。タイヤ館はブリヂストン系列ですが、ブリッジではなくファイアー。なんか名前がちょっとなあ、と初めは思いましたが、まあ安いし、別にタイヤの銘柄を見ながら走るわけでもないし、ということで、名前が気になったのは結局初めだけで、使い始めたらそんなこと全く気にはなりませんでした。

ポテンザからファイアストンに交換したときの感想は、一言で言えば「ゴムゴム感」。

柔らかくなったというよりは、ぐにゃっとした感じ。がっちり感がない。ポテンザに比べるとソフトになったと言えばなったかもしれないけれども、ぐにゃっと剛性がない感じで、直線で止まるときにブレーキをかけても、ぐにゃっとタイヤが変形しながら止まる。この感じはかなり違和感がありました。

親には、「ごつごつは、あんまりせーへんようになったけど、ゴムみたいや」と言っときましたが、親は別にそんなことには全く興味がないようでした。

でも人間とは不思議なもので、そのぐにゃっと感にも慣れたのでしょうか、それとも既に7年も経っているので、タイヤのゴムが硬くなっているからなのか、最近乗っているときなんかは、初めに思った「ゴムゴム感」のことなどすっかり忘れていました。カーブでのグリップ感、安定感も悪くないし、思ったラインもすっと取れるし、全く不満なく乗っていました。年数は経っていますが、相変わらず距離は走ってませんから、溝も全然問題ないし、片減りなんかもないし、全く問題なく走っていました。

このファイアストン。エコタイヤという感じではなく、それなりにグリップするタイヤのようです。トレッドパターンを見てもエコタイヤという感じはあまりしません。幅の広い扁平タイヤとは言え、ウエットでも安心感がありますし、今思えば、値段の割に良いタイヤではなかったかと、そう思います。

アルファロメオ145とホンダビートには、偶然にも同じヨコハマのエコスが付いていますが、このエコスの方がよっぽどエコタイヤのような感じです。太さが違いますから一概に比較はできませんが、それでも、145やビートは、カーブでのグリップ力は期待できませんし、145なんかは雨で急加速すると簡単に前輪が空転しますから、ジェッタに乗るといつも安心感がありました。

ファイアストンというタイヤは、ポテンザに比べるとそれはグリップ力は落ちますが、ハンドルは取られにくくて、バランスが良く、ジェッタにちょうど合っているような、最近では、そんな気すらしていました。

ところがです。

後編に続きます。。。