MT車の運転で心掛けていること ~シフトレバーを持ち続けない~

車一般

昔、免許取り立ての頃は、いつもシフトレバーを握っていました。ハンドルは右手、シフトレバーは左手で持って、シフトチェンジするとき以外でも、左手でシフトレバーを持っていました。

発進時には、シフトレバーを左手で握っていないと、触っていないと不安でした。シフトレバーを左手で触っていると、左手にエンジンの振動が伝わってきます。その振動を頼りにして、半クラッチを使って発進していました。だから、シフトレバーから左手を離すことはできませんでした。手を離すと、エンジンの振動がわからず、エンストしてしまうと思っていました。坂道発進も苦手で、サイドブレーキを引いて坂道発進することも極力やらないようにしていました。左手をシフトレバーから離してサイドブレーキを操作するのが怖かったからです。それぐらい左手に伝わってくるシフトレバーからの振動を頼りにしていました。

それから月日がかなり経ってアルファロメオ145というミッション車(MT車)をほんと久しぶりに運転することになり、ダブルクラッチも練習して何とか使えるようにはなりましたし、シフト操作も丁寧に行うようになりました。そのときのことは以前「ちょっと古いアルファには、ダブルクラッチ!?」に書きました。

145を買ったとき、そのうれしさもあり、初めてのイタ車ということもあって、取説を初めから終わりまで全部通して読みました。なかなか興味深く読んだことを覚えています。その取説の中に面白いというか、これまで知らなかっただけというか、目にとまった文章がいくつかありました。その中の一つにこんな文章がありました。

「シフトレバー操作以外のときはシフトレバーから手を離してください。走行中にシフトレバーに手をかけている習慣があると、長い間にはトランスミッション内部の故障の原因になることがあります。(アルファロメオ145取扱説明書P182)」

シフトレバーはミッションとつながっていて、シフトレバーを固定しまうとミッションの動きが制約されてミッションが悪くなる、ということみたいです。そうなんかあ、という感じでした。145に乗るまで全く知りませんでした。

それからは、信号で待っているときも、運転中にシフト操作する以外のときにも、シフトレバーから手を離すように気を付けるようになりました。今では意識しなくても、必要なときだけ左手をシフトレバーに添えるようになり、それ以外のときは、ハンドルか、あるいは、左足の太ももか、どちらかに左手を置くようにしています。

走行中は、シフトチェンジが必要なときだけシフトレバーを握る、いやいや、握らずに触れるようにしています。

発進の時も、一速に入れるときだけは触れますが、その後はシフトレバーには触れずに、エンジンの状態は両足だけでキャッチするようにしています。

左手の振動に頼らなくてもエンストせずに発進できるようになりましたから、坂道発進もブレーキレバーを引いてちゃんとできるようになりました。

シフトレバーに触れるのは、必要なときだけ。

これ大事ですね。