丸山モリブデンをツインスパークにも入れてみた!

アルファロメオ

アルファロメオ145にも丸山モリブデンを入れてみました。ホンダのビート、フォルクスワーゲンのジェッタに続いてのインプレッション第三弾です。

入れている丸山モリブデンは、エンジンオイルに添加するタイプのもので、製造元が直接販売しているものです。製品名は「ベースパワー」です。

ビートに入れたときのインプレッションについては、これまで二つアップしています。「ビートに丸山モリブデンを注入してみた! ~ファーストインプレッション~」と「丸山モリブデンと、注入後の走行距離と、ビートのエンジンフィールと」です。

また、ジェッタに入れたときのインプレッションも先日アップしました。「丸山モリブデンをジェッタにも入れてみた!」です。

インプレッションとしては第三弾となりますが、入れた順番としては二番目で、ビートの次に入れています。インプレッションの順番がジェッタよりも後になった理由、それは、ジェッタに入れたときの効果が絶大で、しかも、すごく即効性があったのに対して、アルファの方は、うーん、実感がなかなか沸かない、という感じだったからです。つまり、アルファに対しては、即効性があまりない。

現在、入れてから約600キロ走りました。それでようやくインプレッションを書こうという気になりました。効果がなかったという訳ではありませんが、ビートのように効果がはっきりした形でわかる、というものではなかったのです。

なお、エンジンオイルは、カストロールのエッジRS、10W-50です。これをアルファに入れたときのことについては「ツインスパークとエンジンオイル」にアップしています。ちなみに、ビートにも同じオイルを入れています。また、アルファには、オイル交換後、1000キロほどの走行距離で丸山モリブデンを入れましたので、オイルは全くの新品という訳ではありません。しかし、ジェッタほど走っているオイルでもありません。まだ比較的新しいオイルだと思います。

ガソリンもエネオスのハイオクで、スタンドも同じ。この点もビートと全く変わりません。ジェッタにも同じスタンドでハイオクを入れています。つまり、この三台は、ガソリンについては全く同じ条件です。ガソリンは、入れる都度、微妙に変わったりしますが、長い目で見れば平均化されますから、その意味では条件は同じと言えます。

アルファに入れてからこれまで、どんな感じだったかと言いますと。。。

まず、入れると、やはりエンジンの回転は細かくなりました。木目が細かいという感じになります。そして、アイドリングでのエンジン音も変わって、これまでポンポンポンポンという感じだったものが、トロトロトロトロという感じに変わりました。

確かに回転は滑らかにはなりました。でも、例えばビートのようにシフトチェンジのときの感じが変わったとか、そういうものではありませんでした。滑らかになったと言えば確かに滑らかになったけど、、、という印象でした。その段階でファーストインプレッションをしてもよかったのですが、どうももう一つ気が乗らない。ということで、これまでずっと様子を見ていました。

それから走行距離を重ねていきました。100キロ、200キロ、300キロ、400キロと走行距離が増えても、あまり変化しません。実際は変化しているのかもしれませんが、実感としてその変化がわかりませんでした。

ビートの場合は、二つ目の記事でも書きましたが、走行距離が増えるほどに、滑らかになる回転数がどんどん上昇していったので、その変化が実感としてありました。でも、アルファの場合は、その変化が実感できない。実感できるほどの変化がない。ビートのようにぐんぐん良くなっていくという実感が得られない。同じNAのエンジンなのに。どうしてでしょうか?

そして、走行距離が500キロを越えて、ようやくです。実感としてわかる変化が出てきました。

まずは、3000回転を越えてからの加速感、これが変わりました。元々、この私のアルファ145に載るツインスパークは後期型のもので、前期型と異なるのは、インテークマニホールドが可変式になっているところです。低回転では吸気を絞り、高回転になると吸気を全開にするという機構が付いているようです。それもあってかどうか、このエンジンは、3000回転までの回転域ではとろとろとあまり加速せず、3000回転を越えると一気に回転フィールが変わってグアーンと加速するようになります。音も3000回転を越えるあたりが一番いい音します。

そういうエンジン特性も関係しているのでしょうか。3000回転を越えてからの一番おいしい領域での回転フィール、加速フィールが、これまでとは変わり、獰猛さ、けたたましい感じは弱くなりましたが、その一方で加速感はアップしました。これが一番大きい変化です。走行距離が500キロを越えてようやくです。この変化を感じられたのは。

それから、2500回転あたりでも回転フィーリングが良くなりました。スムーズになったと思います。これもようやくです。

パワーの方はというと。???という感じです。アップしてるような感じもしないではないですが、正直なところ、よくわかりません。

このツインスパークのパワーは、公称で155psです。パワーの値としては、別にたいしたことはありませんが、実際上は十分だと思っています。勿論、例えばジェッタならターボパワーもあって200psもありますから、それに比べるとパワー自体は小さいです。でも、実際のパワー感はそれなりにあって、「パワー感」だけかもしれませんが、「走ってる感」、「加速してる感」がありますから、パワー不足という感じはしません。今回、丸山モリブデンを入れたことで例えば5%程度パワーが仮にアップしていたとしても、7~8ps程度のアップ、それは今のところ実感できませんねえ。

ビートの場合は、そもそもパワー不足ですから、例えば60psとして、その5%がアップしたとすれば、3psのアップ。たった3ps、と思うかもしれませんが、ビートにとっては、それはそれは、すごいパワーアップです。パワーを使い切って走っていますから、その先の3psはとても大きい。

アルファの場合は、元々、155psぐらいはありますから、それが少々アップしたところであまり変わらないように思います。パワーを使い切って走っている訳ではありませんから。これが低い回転域からトルクと共にパワーがアップしてくれば話は別ですが。おそらく、最近になって低中速域でのトルクがようやく少しアップしてきたので、ちょっと加速感がアップしてきた、と思うようになったのでしょう。そんな感じです。

ジェッタのインプレッションでも書きましたが、エンジンでこれほどの効果の度合い、即効性の有無に違いがあるとは思いませんでした。特に、ビートとアルファは同じNAでオイルも同じなので、アルファも同じように効果が増大してくると期待していただけに、ちょっと残念です。でも、逆に言えば、ツインスパークは元々ロスが小さいエンジンということなのかもしれませんし、ビートのエンジンは元々ロスが大きいエンジンということなのかもしれません。

ビート、アルファ145、ジェッタ。この三台に入れての感想は。。。

ジェッタは、即効性があって効果絶大、その効果は感動レベル。

ビートは、走行距離と共に効果増大で、時間はかかるけれども入れる価値大。

アルファは今のところ二台に比べると小さい効果で、今後の変化に期待!

こんな感じでしょうか。

と、ここまで書き進んできて、ふと、思いついたことがあります。

それは、エンジン特性と、通常使っている回転域との兼ね合いではないかと。

ジェッタは直噴ターボで、低い回転域からターボが効いています。というか、効かせているエンジンです。低回転からマックスに近いトルクが出ていて、逆に言えば、それだけ低回転でエンジンにターボで負荷をかけていると言うこともできます。そして、私は、通常、高回転域まで回さずに、せいぜい3000回転までで走っています。私だけではなく、おそらく普通の人は、それほど高回転まで回さずに使っていると思われます。その常用の回転域でターボがガツンと効いている関係で、そこに丸山モリブデンが効くから、効き目がすぐに実感でき、しかも、大きく感じられる、といくことではないかと。

ビートは、最大トルクが7000回転ほど、ピークパワーが8000回転ほどと、とても高いけれども、いかんせんパワーがないので、結構、高い回転域を使って走ることになる。使わざるを得ない。効果が出るのに時間、走行距離がかかるのはなぜだかわからないけれども、高回転領域ではフリクションロスが極めて大きいはずだから、そこに丸山モリブデンが効けば、ロスが少なくなってパワーアップが実感できる。ビートの場合も、ある意味、ジェッタと同じで、常用の回転域でのエンジンが高負荷で、そこに丸山モリブデンが効くから、効果が実感できる、のではないかと。

一方、ツインスパークの場合は、最大トルクが3500回転ほどと高くなく、でも、その回転域でも、例えば下道では一瞬しか使えない。そして、フリクションロスが元々小さいエンジンで、3500回転あたりでの回転負荷もそれほど大きくはないと想像される。とすれば、常用回転域でのエンジン負荷が大きくないから、実感としての丸山モリブデンの効き目は小さい、のではないかと。

もしそうだとすれば、丸山モリブデンが効果を発揮するのは、NAよりもターボ、それも昔のドッカンターボではなくて、今時の直噴ダーボと推察されます。低い回転域から高トルクが出ていてエンジンには低い回転域から高い負荷がかかっている、そんなエンジンほど、効果は高いと思います。

だから、直噴ダーボ以外では、例えば、低い回転からパワーの出るスーパーチャージャーにも、たぶん効果は大きく、即効性があると思われます。

そうだとすれば、知り合いのエリーゼ、スパーチャージャー乗りの人に教えてあげないといけませんねー。220psで車重は900kg程度とビートよりも100kgぐらいしか重くない。にも関わらず、パワーはビートの3倍から4倍。。。うーん。

その必要は、全くないかもしれません。。。

でも、エリーゼ乗りのTさんは、とことん突き詰めるタイプなので、きっと試してみるはず。きっと欲しいはず。いや、欲しいに決まっている!

やっぱり今度言ってみよ。いやいや、やっぱりやめとこかな。ますますビートとの差が開いてしまうから。

丸山モリブデンの仮説と検証は、まだまだ続きます。