時計を身に着けるということの意味

2021年2月15日
時計一般

モチベーションが上がるものを身に着けたい。

自分の気持ちが高揚するものを身に着けたい。

スーツでも、いいスーツを羽織ると体がシャキッとして背筋が伸び、歩き方も良くなる。そんな感じになりたい。

ある程度歳をとってくると、モチベーションを上げることが結構難しくなってきます。

服でも、いい服を着るとテンションが上がります。いい靴を履くと、やはりテンションが上がります。こういうのは大事だと思っています。身に着けているものでテンションが上がり、それによってモチベーションが上がれば、それはとてもいいことだと思っています。

時計もこれに当てはまります。いい時計、これは何も高級ということではありません。人によっては、高級な時計を身につけることでテンションが上がり、モチベーションが上がるということもあるでしょう。それはそれでいいことだとは思いますが、私の場合は、そもそも高級品には興味がない。私にとってのいい時計とは、単純に、気に入った時計ということです。

意味もなく、ちらっ、ちらっと、左手をちょっと挙げては時計を見る。時間を見るのとは違います。時計そのものを見る。気に入っている時計をしているときは、その時計が見たくて仕方がありません。意味もなくしょっちゅう見てしまいます。時間なんかはどうでもよくて、自分の左手にその時計があるということが大事。時間はさっきも見たからわかっています。でも、また見たい。回りの人からすると変でしょうが、自分はとてもテンションが上がっています。数千円の時計で。

電車の中で立っているときには、右手でもいいのにわざと左手でつり革を持ちます。それも、長袖の袖口から手をぐいっと出すようにしながら。意味不明ですが、いいんです。時計を自慢したいというのではありません。袖口から出た時計を自分が見たいんです。セイコーのロードマチックとかシチズンのレオパールなんかは特に薄いですから、腕をぐいっと伸ばさないと袖口から出ませんし、見えません。古い時計は長袖を着るような季節しか着けられません。着けられる期間が限られます。それないのにその時計はいつも袖口の中にいて、見えない。それではあきません。だから、腕をぐいっと伸ばしてつり革を掴むんです。

それからそれから。

つり革を持つ左手の手首をぐいっと無理矢理回して、左手の甲を電車の窓の方に向けてみます。
するとどうでしょう。窓には、かっこいい(と自分だけ思っている)時計をした人がガラスに映っているではないですか。
左手の時計を直接見て、そして、手をぐいっと回して窓に映る時計をまた見る。完全にアホです。

もしこのような人を電車の中で見かけても、見て見ぬ振りをしてください。恥ずかしいですから。。。